友人に頼まれ、秩父の別荘地の剪定に伺った。隣家が改修中で、越境してる枝を剪定して欲しいとの事。道具を持って出張剪定するのは今回が初めて。友人なので、グランドワークを手伝って貰った。隣りの足場を使っていいというので、足場の隅から、ロープを掛けた。ここからいきなり乗り移ると木の状態が悪かったりすると危険なので、下から登攀。
第1セットは、ヤマザクラの上部を整枝。切断面に癒合剤を塗る。元気な枝葉で、切り方が良ければ、また、どんどん大きくなるはず。
第2セットは、隣家の足場から木に移り、チェンソーで補正作業。ぶつ切り(スタブカット)部分をナチュラルターゲットカットにして、樹体の修復への負担を減らし、前向きな成長へ導く。
第3セットは、再び足場から乗り移り、隣のエゴノキを整枝。6時30分に始め、12時20分に片付けまで完了。上出来だった。友人は、想像以上の出来と褒めてくれた。
後で眺めて我ながら、なかなか美しく整ったと思う。ポイントは、「木と対話し、最小限の手を加えること」に尽きる。