昭和の森再生へ

再生を指導する高田宏臣氏

千葉市と地球守が共同で行う昭和の森の再生事業のボランティアに参加してきた。この日は植林をするための下拵えだったが、高田氏の解説が結構あり、研修も兼ねた有意義な時間だった。

  • 土の状態の見方
  • 枯れ枝を利用したマウンドの作り方
  • マウンドの配置
  • 斜面に通路、階段を作る
  • マウンドの土、藁、炭の被せかた
  • 竪穴を掘ること、その意味
  • 竪穴に蔦などをねじって差し込む など

台風で多くのスギが倒れ、そのままにしていたら、そのうち自然と森になるのかとおもっていたら、そうではないらしい。深根性の実生が育つ環境になければ、健全な森にならない。

林床が露わになった杉林

健全な森とは、深根、中根、浅根が土中に棲み分け、団粒状の保水力のある土に十分な通気と浸透する水、そして何より根と共生する多様な菌糸類が活発に活動する地中環境を持つ。それに呼応するように、地上では、高木、中高木、低木、潅木が茂る。話の中から想像したイメージはそんな感じだった。

樹木医になりました。しばらく山林管理と協生農法の話題が増える予定です。 お楽しみください。

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