カシノナガキクイムシ

管理地のこのシラカシは、キクイムシ(穿孔性害虫)の加害を何年か前に受けている。枯れ枝が多かったのでロープで登るのは控えた木である。元気な木ではないが、枯れているかと言えばそうではない。被害の後も幹は肥大成長をしている。黒…

ワイヤー支柱撤去

梅雨時に、つかの間の晴天。気になっていた、地上5mの大枝分岐にめり込んだワイヤーを取り外すため、プライヤー、レンチを持って木に登った。ワイヤー支柱が設置されたのはおそらく1997年。隣地のマンション開発で土を大きく削るた…

ロープと滑車でリギング2

午後は鋸を持って切断だ。午前中、上に登って確認したので切るべき枝が明確になった。大枝は50キロ近くありそうだ。 細めの枝、大枝の分枝を先に枝打ちする 大枝の枝元付近を切る 一旦下に降り、ブレーキ(rolly)をセット ロ…

ロープと滑車でリギング

今までで、一番の大仕事。隣地に越境し、大きくベランダにかかった枝を下ろす。枝はアーチを描いてマンションの視界を遮っている。 計画では、 滑車を高い位置に取付け 枝の重心近くにロープを結く 切断面すぐ上を近くの幹と繋いで固…

準備の枝下ろし

切らない方針とは言っても、境界を越えて大きく張り出した枝は別だ。8メートル位の高さで、6メートル位張り出している。その下は、隣地の植込みだ。今日は、この枝を操作できるように、シュロとシラカシの支障枝を梯子を、使って登って…

境界のシラカシ支障枝切除

超密植で高木のシラカシ。ですが、なるべく枝を切らないのがこの管理地の方針。今回境界を大きくはみ出し、コナラに被さっている枝を切除する。シラカシは枝の萌芽は強いが、自ら枝同士を絡めてしまい、枯損させてしまうことが多い。なの…

光を求めて

森の木々は光を受けやすいように常に天空のポジションを狙っている。ここのシラカシのしぶとさは、10メートル近くの主幹から、思い切って横に枝を張り出し、空間を占有することだ。このところ、冬に雪は少なく、常緑広葉樹にとって有利…