小さな生態系の頂点

天神山樹林ではオオタカをよく見かける。今朝もカラスと静かに空中戦をしていた。カラスとはライバル関係だ。高い樹林に加え、大きな空間もある。エサもおそらく豊富。営巣出来るかは、カラスの攻撃次第だろう。 鷹も烏も、小鳥も蜘蛛も…

光を求めて

森の木々は光を受けやすいように常に天空のポジションを狙っている。ここのシラカシのしぶとさは、10メートル近くの主幹から、思い切って横に枝を張り出し、空間を占有することだ。このところ、冬に雪は少なく、常緑広葉樹にとって有利…

クスノキの落葉

天神山の森にはクスノキは自生していないので、30年ほど前に植えたこの木が起源だ。最近では実生もあちこちに見られ、幼木も育ち始めている。この楠が盆明け頃から落葉が目立っている。知り合いの造園屋さんの話では、なんかしらの病気…

計画が大事…急がば回れ

今回はリギングの話。地面から1.5mにある椹(サワラ)のいびつな二股のがあり懸案となっていた。針葉樹が下手に枝分かれすると、自身の成長が滞るだけでなく、椿などの中高木に干渉し、行き場がなくなってしまう。今回はその解消が目…

美しい森とは何か?

高所の絡み枝などを剪定しながら、美しい森づくりについて色々と考えさせられる。 それぞれがそれぞれらしくいること。美しいとはそういうことかもしれない。樹木は樹木らしく、草は草らしく、昆虫は昆虫らしく、鳥は鳥らしく、菌類は菌…

大きな前進と小さな失敗

高い枝にロープは掛けられたし、枝先にリムウォークも出来て30kg位はありそうな枯れ枝を手ノコで解体、除去。大きな前進があった。 同時に初めてのミス。保険にと思って、有事用に余計に掛けておいたロープのフォルスクロッチが外せ…

猛暑、森の力

8月13日大手町の森を歩いた。人口的な森にも関わらず、体感だが周囲より5℃以上は低い。エアコンで熱を発し、一部を冷やしながらトータルでは温度を上昇させる。大きな違いだ。